
抑うつカウンセリングdepression counseling
気分の落ち込みや無気力感が続くと、日常生活や仕事、人間関係にも影響を及ぼします。「やる気が出ない」「楽しめない」「何をしても疲れる」などの状態が続くと、抑うつ状態の可能性があります。
抑うつのカウンセリングでは、認知行動療法(CBT)を取り入れながら、気分の波を整え、考え方や行動を見直していきます。自分に合った対処法を学び、少しずつ回復していくサポートを行います。
抑うつカウンセリングで相談できること
- 気分が落ち込みやすく、何をしても楽しく感じられない
- 疲れやすく、やる気が出ない(仕事・家事・勉強が手につかない)
- 過去の出来事を思い出して、自分を責めてしまう
- 朝起きるのがつらく、1日を始める気力が湧かない
- 将来に希望が持てず、不安や焦りが強い
- 家族や友人と関わるのがしんどく、人間関係を避けがち
基本的なアプローチ
抑うつのカウンセリングでは、相談者の気持ちに寄り添いながら、状況を整理し、少しずつ行動を変えていくことで回復を目指します。
-
現状の整理と抑うつの状態の確認(初回セッション)
- 気分の落ち込みが続く状況を整理します。
- 抑うつの原因や影響を確認し、どのような時に悪化するかを探ります。
- 生活習慣や思考パターンの確認を行い、どこに改善の余地があるかを考えます。
- 不安やストレスの影響について整理し、セルフケアの重要性を理解します。
-
思考の整理と認知行動療法(CBT)の導入(2~3回目)
- 抑うつの背景にある考え方のクセ(認知の歪み)を整理します。
- 「自分を責める」「失敗を過大に捉える」などの思考を客観的に見直します。
- 自分を肯定するための思考トレーニングを行います。
- ネガティブな考えにとらわれたときの対処法を学びます。
-
行動の改善と生活リズムの調整(3~5回目)
- 「やる気がない」「動けない」と感じるときの行動プランを作成します。
- 認知行動療法での行動活性化の手法を取り入れ、小さな達成感を増やします。
- 生活リズムを整え、少しずつ活動量を増やしていきます。
- 睡眠・食事・運動など、抑うつを和らげる生活習慣を取り入れます。
-
フォローアップ・継続的なサポート(6回目以降)
- 実践した対策の効果を振り返り、必要に応じて調整します。
- 気分の波があっても、上手に対処できる力を育てます。
- 長期的に安定したメンタルを保つための習慣を作ります。