鎮痛剤の服用

生理痛の痛みの重軽度は人それぞれですし、痛みに対する強さも人によって違いますが、生理痛で痛くて日常生活に影響がでるという場合には、我慢せずに痛み止めを服用しましょう。
痛みを我慢することでストレスを溜めてより悪化させるよりずっと良いはずです。

痛み止めを使用するとなると、まずは市販薬から選ぶと思います。
しかし「生理痛に効く」とされている痛み止め市販薬にも様々な種類があり、更には同じメーカーでも名称が少しだけ違うといったものまで数多くありますから、一体どれを選べば良いか分からないと言う人もいることでしょう。
CMなどでよく耳にするからとか、友達が使っているからといった理由で選ぶ人も多いかと思います。
しかし有名であれば全ての生理痛に効くというわけではありませんし、友達にとってよく効く薬でも、他の人にとってそうとは限りません。

ですから市販薬を選ぶ際に一番良いのは、ドラッグストアにいる薬剤師さんに相談することです。
自分の症状を話し、アドバイスしてもらいましょう。
今まで使用していた薬があればそれについても聞いてみることができます。
薬剤師さんはそういった事のプロですから、適切なアドバイスができるはずです。
そして購入することに決めた薬についてもアドバイスしてもらい、使用上の注意をよく読んでから服用するようにして下さい。

生理痛を感じてもできるだけ痛み止めは飲まないようにしているという人もいますね。
確かに痛みの感じ方は人それぞれですし、今後も生理と付き合っていかなければならないわけですから、ちょっとしたことですぐ鎮痛剤に頼るのはあまりお勧めしませんが、痛みがひどいのに無理に我慢する必要もありません。
ストレスが溜まって生理痛をより悪化させることにもなりかねません。

鎮痛剤を我慢してしまう理由の1つに、習慣的に痛み止めを飲むと体に耐性ができてしまって効かなくなってしまうのでは、という誤解があります。
しかし1ヶ月のうちに3~4日、一日2回程度の服用であればそういった心配は要りません。
基本的に用法を守っていれば問題ないはずです。

では、どのタイミングで鎮痛剤を飲めば良いかというと、基本的に痛みが生じるより前が良いと言われています。
というのは、そもそも痛みは「プロスタグランジン」という痛みを感じさせる物質が作り出されることで生じます。
そしてこのプロスタグランジンの生成を抑える働きをするのが鎮痛剤ですから、つまり生理痛で言えば子宮の収縮でプロスタグランジンが作られる前に鎮痛剤を飲まなければならない、ということです。
ですから例えば生理前から痛む人なら生理前に、生理1日目から痛む人なら1日目に、2日目から痛む人なら2日目に、といった具合に自分の痛み方に合わせて服用するようにしましょう。