月経前症候群

生理痛と変わらない位辛いPMSを抱えている人もいらっしゃることと思います。
あまりにひどい場合は、生理痛もそうですが、病院へ行くことをお勧めします。
「病気ではないから」と我慢していると体に良くありませんし、周囲の人間関係にも影響を及ぼしかねません。
しかし医師の指示を仰ぐ他にも、自分でできるPMSのセルフケアがあります。

例えば気をつけることとして、コーヒーなどのカフェインが多く入った飲食物をなるべく避けるようにしましょう。
カフェインには脳を刺激し興奮状態を起こす生理作用があるため、イライラや抑うつ状態になりやすいPMSの時は特に症状が悪化してしまう可能性があります。

また、生理痛の場合と同じく、ストレスもPMSを悪化させる原因になります。
喜びを感じたり精神的な安定を保ったりする働きをしているのはセロトニンという脳内物質で、PMSはこのセロトニンが著しく低下している為に起こると考えられていますが、強いストレスを感じると、セロトニンが更に低下してしまうのです。
ですから普段からストレスを溜めないようにすることは大切ですが、PMSの時は特に家族や同僚、友達からの理解を得て、できるだけ穏やかに過ごせるように心がけましょう。

生理が始まる1~2週間前から生理痛のような痛みや精神的な不安定さを感じる症状を月経前症候群(PMS)と呼びますが、女性の約8割は大なり小なりこれを経験するそうです。
とはいうものの、この症状が重い場合、やはり我慢せずに医師に相談して、治療を行った方が良いでしょう。

PMSの場合、普通の生理痛と比べてイライラや情緒不安定、鬱などメンタル面での症状が重いことが多いです。
例えば重度の欝である場合、精神を安定させたり喜びを感じるセロトニンという神経伝達物質が少なくなったりすることで起こっている為、セロトニンを増やす働きを持つ抑うつ薬を使うことがあります。
SSRI・NNRIという抗うつ剤がよく処方されます。
あるいはイライラや不安感、孤独感といった症状には抗不安剤を使用することもあります。
抗不安剤でよく使われるのはベンソジアゼピン系の薬剤だそうですが、副作用として吐き気や眠気、ふらつき、めまい、頭痛などといった症状が現れる場合があります。
処方時に出される指示にきちんと従いましょう。

このように、メンタル的な生理痛でも、生活に支障があれば十分治療の範囲ですから、遠慮せずに医師の診察を受けるようにしてくださいね。

生理痛には生理の約1~2週間前から始まる月経前症候群(PMS)も含まれます。
生理前になるとお腹が張ったり痛んだり、むくんだり、イライラして精神的に不安定になったり・・・といった症状が出ることはありませんか?
これらをPMSと呼びますが、女性の80%が大なり小なり経験すると言われています。
しかしこのPMSの症状が重く、日常生活に大きな問題を抱えてしまうほどになると、「ちょっとの間の辛抱」で済ませられることではありません。
このような生理前における深刻な生理痛のことを「月経前不機嫌性障害」(PMDD)と呼びます。

PMDDはPMSと同様の症状が表れるのですが、より重度で特に精神的な症状が強く見られます。
本来の自分では考えられないような攻撃性が出たり、強度の不安、イライラ、抑うつ、集中力や記憶力の低下などが現れたりします。
更に身体的な症状としては、頭痛、腰痛、吐き気、眩暈、動悸、乳房の張りや痛みなど様々なものがあります。

生理痛は病気でないという思いがあるため、こういった深刻な症状が出ても病院へ行かない人も多いのですが、PMDDは一種の病気ですから、是非産婦人科や心療内科を受診するようにしましょう。

生理痛に関する悩みには、生理期間中の生理痛だけでなく、生理前特有の症状も含まれます。
症状の有無や大きさは人によって様々ですが、女性の多くは生理前になるとイライラしたり憂鬱な気分になったり、むくみや下腹部の痛み、肌荒れなどを経験します。
これを「月経前症候群」、略して「PMS」と呼びます。

PMSの原因はまだはっきりと解明されていないのですが、精神的な不安定さは「セロトニン」という脳内物質が減少することで起こるのではないかと言われています。
セロトニンは精神を安定させたり喜びを感じさせたりする働きがあるのですが、女性は排卵後にこのセロトニンが減少してしまう為、イライラしたり憂鬱な気分になったり、慢性的な不安を抱えたりといった症状が出るのです。

また、生理前にむくんでしまうのは、黄体ホルモンの分泌が原因で、黄体ホルモンが水分を排出する作用を持っているからとも言われています。
更に黄体ホルモンの影響を受けやすい人は、頭痛や腹痛など体調不良を起こしてしまうとされています。

こういった生理直前の生理痛は、心の症状として現れる人もいれば体の症状として現れる人もおり、いくつの症状が複合して現れる場合も多いようです。