冷え性 冷え性改善

冷え性で血行の悪くなっている人は生理痛も重い場合が多いようですが、できるだけ体を冷やさない食習慣を意識するだけでも体質は改善され、生理痛は緩和されます。

東洋医学では食品は体を温める「陽性」、体を冷やす「陰性」に分けることができるとされていますが、「陰性」に分けられる食品にはナスやキュウリ、トマト、大根、バナナ、イチゴ、グレープフルーツ、牡蠣、マグロ、モズクといった食品や日本茶、コーヒー、アルコール、タバコといった嗜好品も挙げられます。
しかしこれらが体を冷やす食品だからといって全て避けなければならないということではありません。
中には過熱加工によって変化するものや、他の栄養素から見て生理痛改善に良いものもあります。
例えばほうれん草は陰性の食べ物ですが、栄養素としては鉄分が多く含まれる為冷え性による生理痛の人にとっては良い食べ物と言えますね。

従って、その食品が陽性か陰性かはさほど重要ではなく、陰性の食品であっても体を温める食べ物に変えて摂取するかどうかが重要になってきます。
加熱することで「陰」を排除し、更に調味料や食い合わせに「陽性」の食品をプラスすれば体を温める食事になります。
このようにすれば、毎日の食事も変化に富んだ、より豊かでおいしいものにすることができますね。

冷え性は生理痛の原因となりますが、同時に自分で改善できる分野でもありますね。
生理痛だけでなく他の様々な健康や美容の敵になるのが冷え性ですから、是非とも改善できるところから取り組んでいきましょう。

冷え性の改善で役立つのは食事の改善です。
ご存知のように、食べ物には「陽性」と「陰性」があり、体を温める「陽性」の食品を摂取するよう心がけることで体質は随分改善されます。
陽性の食べ物には、寒い地方で採れる物、冬に採れる物が多いです。
ゴボウやニンジン、ブロッコリーといった温野菜や生姜、ニンニク、唐辛子も代表的ですね。
また肉・魚介類では牛肉や鶏肉、卵、うなぎ、イカ、エビなど、調味料で言えば味噌、醤油、酢、黒砂糖、胡麻油などが挙げられます。

また栄養成分で言えば鉄分とビタミン類、特にビタミンEとビタミンCを摂るよう心がけてください。
更に物理的に温かい物は体を温める為、加熱調理したものを温かいうちに食べるようにして下さい。
夏時期は特に冷たいものが欲しくなりますが、生理痛のある時期は特に温かい食事を採るようにしましょう。

女性は男性と比べて筋肉が少ない為冷え性の人が多いと言われていますが、この冷え性は血行を悪くする為子宮の動きを鈍くし、経血をスムーズに排出するのを妨げます。
そのため生理痛の原因を引き起こしているのです。
ですから生理痛を改善する為にはまず冷え性から治していかなければなりません。

体の冷えは物理的に温めることでも改善されます。
温湿布やカイロを腰に貼ったりゆっくりお風呂につかったりして体を温めましょう。
体全体、特に腰を温めることで骨盤内にある子宮や卵巣など婦人科系器官が温まるため効果的です。
その他、生理痛で痛む箇所にカイロなどを貼るのも良いでしょう。

更に服装も体を冷やしてしまう可能性があります。
寒い日に薄着や短いスカートを履いていると体が冷えますし、体を締め付ける下着や服は血行を悪くしますからやはり良くありません。
お洒落したい気持ちも分かりますが、生理の間だけでも冷えや血行の悪化に繋がる服装を避けてください。
更にストレッチやマッサージも冷え性が原因による生理痛を改善するのに役立つでしょう。

「冷え性は女性の大敵」と言われていますが、実際その通りで、生理痛の原因の1つも冷え性からくるものです。
生理痛のひどい人の多くは冷え性の人であることからも明らかですね。

冷え性が生理痛を起こす原因となるのは、冷えによって血行が悪くなることにあります。
血液は酸素や栄養素を全身に運ぶ働きを持っていますから、これがスムーズに行われなくなると子宮や卵巣の働きも低下してしまいます。
特に子宮は寒さに弱い臓器と言われており、血流が滞ると機能が低下するため、無理やり月経血を外へ出そうとして過剰に収縮します。
これが生理痛の代表となっている下腹部の痛みなのです。
また子宮や卵巣の働きが低下することで、痛みを引き起こすホルモンが過剰に分泌されたり子宮内膜が剥がれにくくなったりといったトラブルも発生するため、痛みが増すことになります。

更に、低体温の人は血行が悪いため、新陳代謝が悪く、免疫力も低く、疲れやすい体質になります。
ですから冷え性自体が生理痛の原因になるとともに、そういった体のコンディションの悪さも、痛みを悪化させる原因となっていると考えられています。